新車と新古車・未使用車の違いとは?どっちが得なの?

新車と新古車・未使用車の違いとは?どっちが得なの?

考える女性の写真

 

新古車・未使用車?

 

使っていない車なら新車じゃないの?

 

「新古車」「未使用車」という言葉を耳にしますが、新車との違いって何なのでしょうか。

 

不思議ですよね。今回は、新古車・未使用車と新車の違いについてお伝えいたします。

新車と新古車・未使用車の違いとは?

 

市場に出回る車は、「新車」か「中古車」か、のどちらかしかありません。ですので、新古車・未使用車は「中古車」ということになります。

 

中古車の定義としては、「中古車とは、メーカーで生産された後、ナンバー登録された車」ということになります。

 

したがって、新古車・未使用車も中古車扱いになるのです。

 

ただ、ナンバーを付けただけで、誰の手にもわたらずに使っていない車を「中古車」として販売するのは、売る側からすれば従来の中古車と区別をしたかったので「新古車」という呼び方をしていました。

 

「新古車」という表現は、「新車」と間違われやすい紛らわしい表記ですので「自動車公正取引協議会」が使用を禁止したのです。

 

そこから「未使用車」という表現になりました。

 

ややこしい話ですが、新車にナンバーが付いただけの、実際には使用されていない中古車=新古車・未使用車となります。

 

 

実際に新古車・未使用車はお得なの?

ミニカーとお金の写真

 

新車を購入する際には、重量税・自賠責保険・自動車取得税(2019年10月に廃止)を払う必要があります。

 

これは新車を登録するときに必要な法定費用です。

 

例えば重量税はエコカー減税の適用の有無にもよりますが、2.5tの車両ですと、最大で61,500円。

 

自賠責保険は、40,040円。合計10万円ほどかかります。

 

これが新古車・未使用車であれば、すでに払われている費用ですので基本的にはユーザーの負担はありません。

 

(販売店によっては、自社で支払っている分を乗せて見積もるお店もあるようです)

 

このような法定費用の負担が無いことが新古車・未使用車が安く買えるメリットでもあります。

 

また、納車までの期間が短いのもメリットです。すでに登録をされている車ですので、大きな整備も必要なく、書類の手続きだけで納車できます。

 

一方、新車の場合は、契約からディーラーが発注し、そこからオプションをつけたりしますので、納車に一か月近くはかかります。

 

人気車であれば「数か月待ち」、なんてこともあります。

 

未使用車のメリットとデメリット

 

未使用車にデメリットは無いの?

 

新古車・未使用車にもデメリットはあります。まず1つ目は、車検の有効期間が新車より短い、ということです。

 

新車であれば、無条件に3年の車検がついてきますが、新古車・未使用車の場合はすでに登録がされてある程度の期間が経過しています。

 

その分、次の車検までの有効期間が短くなってしまうのです。

 

また、メーカーオプションはつけることができません。ディーラーオプションはつけることは可能です。

 

グレードやボディカラーについても、好きな組み合わせでオーダーすることはできません。流通在庫の中から選ぶことになります。

 

 

気になる保証はどうなるの?

 

新古車・未使用車が中古車に分類されるのであれば、保証についても気になりますよね。

 

新古車(未使用車)の保証って?|保証継承をしないとダメな理由の記事で詳しく書いていますが、メーカー保証を継承しておけば安心です。

 

保証期間は新車よりも短くなりますが、補償内容は基本的には変わりません。

 

 

新古車・未使用車はどうやって探すの?

 

先程もお伝えしましたが、新古車・未使用車は在庫の中から選んで購入することになります。

 

新古車・未使用車は人気があるので、店頭やホームページにアップされるとすぐに売れてしまいます。

 

ある意味、早いもの勝ちです。

 

気に入った車を早く探すのであれば、在庫情報を豊富に持っている業者に探してもらうのが一番です。

 

登録しておけば、業界最大規模の車両情報の中から、公開される前に情報を提供してくれるサービスがあります。

 

ズバット車販売

 

備考欄に「未使用車希望」と記入すれば探してくれます。相談だけでもOKですので、一度使ってみてください。

 

 

新古車・未使用車の値引きってどうなの?

 

新古車・未使用車は新車の車両価格と同じでれば、当然誰もが新車を買いますよね。

 

したがって、当然新車よりも安い価格を設定して販売します。

 

そこからの値引きはは可能なの?と気になりますが、もともと車両の数が少ないことと、人気があってすぐに売れるので、大きな値引きは期待できません。

 

それよりも、納車費用や車庫証明代行費用など、カットできる諸費用の交渉をしたほうが賢明です。

 

中古車販売店は手数料で、儲けを出しているお店も多いので、このあたりの交渉をしましょう。

 

また、車の買い替えであれば、それまで乗っていた愛車の査定費用に注意しましょう。

 

車の査定には決まった金額というものはなく、査定する側の「言い値」です。

 

車種によっては、査定するお店によって20万円以上の差がつくことも珍しくありません。

 

買い替えであれば、まずは愛車の最新の査定相場を知っておくべきです。そうすることで、愛車を安く買いたたけれることを防げます

 

愛車の相場は、こちらのサイトで調べることができます。

 

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簡単な入力後、すぐに査定相場を教えてくれます。

 

同時に複数の買い取り専門店に見積もりを依頼できますので、最高額で買ってくれるお店もわかりますよ。